オーナーの皆様へ
最初に、今回の企画に関しては、
営利を第一の目的にしているものではありません。
事業の運営・維持のためには、多少の利益は必要ですが(笑)
■空き家は増える一方です。
全国的に見ても、空き家は非常に大きな問題になっております。
1980年代に、すでに飽和状態だった住宅供給に加え、
医療の発展と経済構造の変化に伴う少子高齢化の加速。
「平均寿命は70代、20代後半で結婚して、30歳で持ち家を。」そんな時代も、
今や、「平均寿命は80代、結婚も持ち家も必要と余裕があれば。」
それでも尚、毎年のように新築(賃貸物件含め)が建ち続けられているのが現状です。
必然的に、空き家が増えますよね。
■日本では、まだまだ中古市場に厳しい
財産があって、好立地に土地を持っている地主さんなら、
収益物件に建て替える、建て壊してガレージになんて、資産運用も選択肢は広がります。
でも、そんな事ができるオーナーさんはごく一部です。
実際は、「相続する家族もいないし売りたい」
不動産屋に相談したら、木造住宅の耐用年数は22年、築30年以上の建物は0円、
むしろ解体費用が掛かるから土地価格から差し引いて・・・・
「相続したが、遠方に住んでいるので空き家のまま放置」
毎年の固定資産税もばかにならない、維持管理するにも遠方でできない。
数年たって、外壁が傾いてきているとお隣さんから言われ・・・
空き家は、住まないと急激に朽ちていきます。
正直、もったいない。朽ちる前にできる事があるはず。
今は、リフォーム技術も、商品も充実しているので、間取りも設備を簡単に変更できます。
DIY(プロの手を借りず、買主・借主自身で改装)なんて選択肢もあります。
大切に住まれた家なら、そのままでも大丈夫です。
古いから価値がない何て事はない。
耐用年数は22年でも、耐久年数は30年から50年。使い方では築80年でも住めます。
大切なのは、「買いたい、借りたい」方の見つけ方なんです。
少しでも空き家を大切な資産に変えていければ、
そして、次の世代の方へ住み継がれていけば、と思います。